滋賀県立聾話学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、日本における口話法の創始者の一人である西川吉之助によって、1928 年(昭和 3 年)に創立され、今年で97年目となりました。滋賀県内で唯一の聴覚障害のある幼児・児童・生徒のための学校です。令和7年度は
、幼稚部から高等部まで 、32名が学んでいます。
今年度の教育目標は、『人生を主体的に切り拓く学びの確立』
○言語力・学力の向上を図り、自ら考え、学び、行動する力を育む。
○集団活動を通して、社会性や豊かな心を育てる。
○主体的にコミュニケーションする力を育む。 です。
〈学校教育目標の考え方〉
1 聴覚に障害がある幼児・児童・生徒に対して、その心身の発達と障害の状況を的確に把握し、豊かな言語力と学力を育みます。
2 基礎学力の定着を図り、向上に努めます。人を思いやる心や社会性を養い、豊かな人格を育てます。
3 人との関わりを大切にし、保有する聴力・能力を最大限に活用し、自己を受容し、障害を認識する力を育て、将来豊かな社会人として活躍しうる基盤を培うなど、教職員が日々学びを継続し推進に努めていきます。
今年は、滋賀県で「わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ2025」が開催されます。
輝く選手を応援したり、支えたりすることで私たち自身が元気をもらい、聾話学校や滋賀県を盛り上げていきたいと考えています。
子どもたちには、「夢や目標を持ってほしいこと」「いろいろなことにチャレンジしてほしいこと」を日頃から伝えています。
子どもたちが安心して学び、成長できる学校となるよう教職員一同力を合わせて、取り組んでまいります。子どもたちはもちろん、保護者、関係機関、教職員、地域の皆様の笑顔と元気そして夢があふれる学校となりますよう、今後ともご支援ご協力をお願いいたします。
令和7年4月 中塚 薫