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学校長から
   人生を主体的に切り拓く学びの確立
 
滋賀県立聾話学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、日本における口話法の創始者の一人である西川吉之助によって、1928 年(昭和 3 年)に創立され、今年で9 5 年目となりました。滋賀県内で唯一の聴覚障害 のある 幼児・児童・生徒のための学校で す。令和 5 年度は 、幼稚部から高等部まで 、4 0 名が学んでいます。

今年度の教育目標は、『人生を主体的に切り拓く学びの確立』
○言語力・学力の向上を図り、自ら考え、学び、行動する力を育む。
○集団活動を通して、社会性や豊かな心を育てる。
○主体的にコミュニケーションする力を育む。 です。
人工内耳や補聴器の装用により、聴覚の活用が進んでいます。これまで本校が歩んできた歴史と実績を大切にしながら、さらに改善発展させ、多様なコミュニケーション手段を用いて、聴覚障害の特性や発達段階に応じた教育を進めてまいりたいと考えます。

また、校内組織のひとつである「聴覚障害教育支援センター」を中核として、関係機関と連携を図りながら、0歳からの早期教育相談や小・中学校に在籍する聴覚障害児生の通級指導教室、地域で学ぶ聴覚障害児生への教育相談、研修会等の事業を行うなど、聴覚障害教育に関するセンター的機能を発揮しています。

子どもたちが安心して学び、成長できる学校となるよう教職員一同力を合わせて、取り組んでまいります。子どもたちはもちろん、保護者、関係機関、教職員、地域の皆様の笑顔と元気そして夢があふれる学校となりますよう、今後ともご支援ご協力をお願いいたします。

令和5年4月 山田 貴司